ぺリキュラス/La Maquina De Hacer Pajaros
peliculas/La Maquina De Hacer Pajaros
1.OBERTURA7.7.7 2.MARYLIN,LA CENICIENTA Y LAS MUJERES 3.NO TE DEJES DESANIMAR 4.QUE SE PUEDE HACER SALVO VER PELICULAS 5.HIPERCANDOMBE 6.EL VENDEDOR DE LAS MUNECAS DE PLASTICO 7.RUTA PERDEDORA 8.EN LAS CALLES COSTA RICA
1977年作
ダブルキーボードの「ラ・マキナ・デ・アセル・パハロス」のセカンドアルバムにして、最後の作品。もちろん中心人物はチャーリー・ガルシアである。彼のシンセ&エレピが時にはシンフォニックに時にはリリカルに楽曲を盛り上げ、グスタフォ・バッテリカの情熱的なマイルドトーンギターが炸裂すると、「パブロ」や「エスピリトゥー」のお手本はこの「マキナ」だったんだなと納得してしまう。しかも、ヴォーカルの優しいことといったらありません。まさしくこれがアルゼンチーナシンフォニックロックの元祖だ!と言わせてもらいましょう。最初から最後まで捨て曲なしで、聞き込む程に良くなります。特にヴォーカルは最高で、印象的かつ優しくメロディック。アレンジも巧みで、時には繊細、時には大胆にたたみかけるように進行する様はタイプこそ違うが、どこかPFMを感じさせる部分もある。泉のようにこんこんと湧き出る感動フレーズに我を忘れてしまいそうな程傑作だ(ちょっとほめすぎか?)。70年代の作品なので若い人より、当時のプログレの雰囲気を知っている人に、よりお勧めの作品です。チャーリー・ガルシアはこの後、「セル・ギラン」(90年代に最結成してアルバムを発表していて、現在も活動中?)というバンドを結成して同タイプの音楽を追求しますが、比較するとやはり「彼の音楽的頂点を極めたのはこの時期」なのだと確信させる作品なのである。
CHARLY GARCIA : Key
CARLOS CUTAIA : key
GUSTAVO BAZETERRICA : g
JOSE LUIS FERNANDEZ : b
OSCAR MORO : ds
評価:A(名盤と呼べる傑作品)
( ダーリンちゃん.2000.6.27)
Go to Homepage
Go to 今月のKEPY
Go to Disk Review page
Go to La Torre dell'Alchimista page