邪神の星雲/NeBeLNeST

Jashinno seiun/NeBeLNeST

1.improv : pooks part 1 2. psykial trysm - 1.shafoo 2.najha - 3.etude de shimshot 4.improv : uncertain journey 5.solilock 6.absinthe 7.crab nebula 8.improv : pooks part 2


1999年作

ネベルネストはフランスから本作でデビューした新人バンド。同名のデビューアルバムは「マグマのリズムセクションに後期キングクリムゾンのヘビーネスとユニバーサルゼロの暗黒美を合わせ持つ超怒級のプログレサウンド」と評されている作品である。英文の帯の煽り文句からすると、当所はフォックストロット発表時のジェネシスサウンドを基にクリムゾンやユニバーサルゼロのサウンドを目指してバンドを結成し、現在では、マグマのリズムセクションをも超えるインタープレイを聴かせるアバンギャルドな要素をも強く残した驚くべきバンドとのことである(一部勝手な解釈を含んでおりますので、原文を読みたい方は、輸入盤を買って下さい)。最終的にはジェネシステイストはどこにも感じられない程クリムゾン的になってます。
 私自信、ユニバーサルゼロおよびマグマについてはほとんど「知識なし」なのでその辺は置いておいて、ネベルネストをクリムゾンフォロワーとして評価すると、「アネクドテンをも超える後期クリムゾンフォロワーが出現してしまった!」という感じです。後期クリムゾンファンは迷わず即購入をお勧めします。リズムセクションが超強力で、当時のジョン・ウエットンとビル・ブラッフォードそのまんまの音を再現しています(ほんとにそっくり)。ギターはフリップというよりは、リシャールピナス的かも?しかしアバンギャルドの要素はフリップ並みです。更に特筆すべきは、キーボードサウンドが全体的に良い仕事をしており、暗黒美をトータル的に演出しているところが非常に見事です。メロトロンらしき音も聴かれますが、基本的にはシンセでそれらしき雰囲気を上手く表現していて、あえてメロトロンを使用しなくともセンスがあればエッセンスを表現できる良い例であると思います。ヴォーカルが一切入りませんが、最後まで一気に聴かせきるスピード感には驚かされることでしょう(ヴォーカルが入らない分、叙情性には少々欠けるところがある。そこだけはアネクドテンのほうが勝っているところでしょう)。「結局物まねなんじゃないの?」と悪口をいわれる方もいるかとは思いますが、「まずは一聴の価値あり」の作品であるとお勧めしておきます。

評価:A(名盤と呼べる傑作品)
( ダーリンちゃん.2000.5.1)

Go to Homepage
Go to 今月のKEPY
Go to Disk Review page
Go to NeBeLNeST page